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リフォーム全般
雨漏りについての豆知識
投稿者:宮沢 りら
2014.08.30
例年にない雨の多さ 😥
なんだか梅雨みたいで、変な天気が続きますね。
暑い夏もあっという間に通りすぎ、秋の気配を感じる今日この頃です。
さて今回は、雨の多い季節ということで、雨漏りについてお話したいと思います。
雨漏りって、建物や人にどんな悪影響を及ぼすか?ご存知ですか?
雨漏りによって起きる被害は結構深刻 😥
建物にとって致命的で、人体にも悪影響を及ぼすので、
すぐに対処しないと後になって大変!ヤバイんす 😳
あくまでわたくしの体験談ですが、、ご参考までご覧ください
悪影響 その① 【屋根を腐らせる】
雨水が屋根の裏側に進入し、そのまま放置すると
屋根の下地材やそれを支える角材を腐らせてしまいます。
下地材が腐食することで、強度が無くなり、屋根自体が変形したり、隙間が大きくなったりと
さらに雨漏りしやすい状況になってきます。
実際の写真がコチラ ↓ 屋根材を剥がした状況です
雨漏りによってできた水跡がくっきり!
下地材がフワフワで、上にはもちろん登れません。
今度は下地材を剥がしてみると ・・・・ ↓
屋根を支えるための重要な角材までも、腐食している状況です。
これには、私もビックリです 😯
この状況を見ると雨漏りし始めてから、年月がだいぶ経っていたと推測されます。
悪影響 その② 【シロアリを呼ぶ】
シロアリは暗いところ、静かなところ、水分が多いところ、食べ物があるところ(木)
が大好きなのです。
屋根から進入した、雨水が壁の中を伝わり、地面まで到達し、
それが長い期間そのままだったとしたら、
シロアリにとってみれば、こんな良い環境はありませんね。
以前 雨漏りによって実際に起きてしまった現場がコチラ↓
超 衝撃写真ですよね 😯
シロアリの種類にもよりますが、この辺りに生息するシロアリは
柱に被害を受けても、せいぜい地面から1m程度。
それはシロアリは水分がほしいあまり、地面に帰ってしまうのです。
でもここは違いました。雨漏りによって水分補給できてしまったため、
屋根までしっかり食べられてしまいました。 😥 😥 😥
悪影響 その③ 【カビの発生】
雨漏りすると、部屋の中にも伝わってきます。
屋根 → 天井 → 壁 → 床 → 地面
水分が部屋の回りに存在し、空気の流れが少ないところは
カビが発生してしまいます。壁の中なんて特にそうですよね!
部屋が異常に湿っぽいとか、カビ臭いとか、天井や壁に変な染みがあったら
黄色信号!気になる部屋は一度ご自身で点検してみるとよいでしょう。
(写真なくてスミマセン)
長年現場を経験してきた中での体験談をお話してみましたが、
雨漏りの深刻さ、少しでもご理解いただけましたか?
脅かすつもりはないのですが、こういった状況が実際にありました。
雨漏りする可能性がある「屋根」「外壁」はこまめに点検しておくと安心ですよね 😉
ただ、屋根に登るのはとても危険なので専門家に依頼しましょう。